『次世代技術探究ワーク』は、次世代技術について知り、未来を思い描いて“自分のことば”で語れるようになることを目指す探究学習プログラムです。
最新技術の現状を知り、自分自身のことばで語れるようになることで、理系分野を含む幅広い視点での興味・関心を見つけるきっかけをつくります。
理系教育や総合学習・総合探究での活用に最適なプログラムです。
『次世代技術探究ワーク』は、次世代技術について知り、未来を思い描いて“自分のことば”で語れるようになることを目指す探究学習プログラムです。
最新技術の現状を知り、自分自身のことばで語れるようになることで、理系分野を含む幅広い視点での興味・関心を見つけるきっかけをつくります。
理系教育や総合学習・総合探究での活用に最適なプログラムです。
対象:中学1年生~高校3年生
授業コマ数:4コマ(1コマ45分目安)*最低3コマ〜実施可能です。
教材:ワークブック、映像教材、専用サイト
サポート:シラバス、先生用ガイド
技術分野(2024年度):AI、ロボット工学、メタバース、ブレインテック、生体認証ほか
1. 選択講座 →特定のテーマに焦点を当てた、短期間の探究活動として
2. 理系教育 →理系分野の興味・関心のきっかけを得る取り組みとして
3. 情報科の授業 →ICTツール、情報収集・活用スキルを身につけるために
4. 教科横断の学び →国語や理科など、複数の教科を組み合わせた総合的な探究学習として
5. キャリア教育 →チームワークや課題解決力を育成する取り組みとして
高校1年生全員が探究学習の土台づくりとしてワークに取り組みました。
AIを選んだチームは、現在の活用例や将来の可能性、人間との共存のあり方について考察。メタバースを選んだチームは、ゲームや買い物など身近な例をあげながら、この技術が描く未来像を紹介しました。
生徒たちからは、「今後相手の考えていることがわかるという漫画みたいなことが現実で起こりうると知ってびっくりしました」「自分の知らない間に科学技術が急速に進化していて、気づかないうちに日常生活に欠かせない存在になっていることを実感した」「これからの未来が楽しみになった」といった感想が並びました。技術や未来への興味関心を高め、そこに生きる自分たちをイメージしながら、当事者意識を持って将来を展望する時間になりました。
茨城県の霞ヶ浦高校では、特進選抜コースのメンバーがワークに取り組みました。
インターネットでリサーチする前にイメージを話し合い、「ガンダムもロボット?エヴァは?」「あれもそうかも!」と、“知りたい”意欲が高まる各チーム。技術が身近に存在することを感じながらディスカッションが進みました。
振り返りのアンケートには、「何も知らないと興味を持つことができないが、知ることができたら興味を持てる可能性があると気づいた」「チームで協力して情報を整理し、プレゼンを準備する過程で、チームワークの重要性を実感した」「新技術の使い道がほかにもないか探してみたい」といった、自らの積極性や技術・社会との関わりを言語化した感想が多く見られました。
3学期に高1全クラスが「産業社会と人間」の時間で実施。各クラス楽しく盛り上がってスタートしました。
プレゼンでは、「AIの有用性と危険性を理解した上で最大限利用したい」といった批判的思考をもとに発表するチームや、技術についての発見をコントにまとめるチームなど、各チームが個性を発揮。
先生方は、生徒がのびのびと活動できるよう進行を任せて、主体性の育成もサポートしました。
最後に活動を振り返り、「技術は自分たちの生活にこんなに身近なんだと気づいた」「未来の社会にはものすごく大きな変化が起きそう」と各自が思いを巡らせました。次世代と技術をテーマにした探究活動は、生徒たちの今と未来の社会に対する視野を広げる学びとなりました。
* 御校の実施目的をもとに学校担当がプランをご提案します。
* ワークは年度内のいつからでもスタートできます。
これまでに11校で実証実験が行われ、2,356人の生徒が取り組みました。
実証導入ではワークを体験した生徒の多くが次世代技術について理解を深め、未来の社会への関心を高めるきっかけを得たと回答しました。(有効回答数891名)
本プログラムは、次世代人材の育成を目的に設立された一般財団法人三菱みらい育成財団の2023年度助成事業に採択されました。